【訪問】OAMK(Oulu University of Applied Sciences)行ってきました!
アプライドサイエンス、と呼ばれる、より実践を中心とした大学へ行ってきました。Oulu University of Applied Sciencesはそのまま訳すと、オウル応用科学大学。
サイエンス、化学?と思うかもしれませんが、分野は幅広く、30近くの学科があります。
IT、ビジネス、社会福祉、農業、環境、医療系、教員(講師)育成、音楽、ダンスなど。
フィンランドでは、中学卒業後、半分が職業専門学校に、半分が普通高校に進学します。職業専門学校卒業後、そのまま就職する人もいれば、応用科学大学に進学し、知識を習得しながら、更なる高等教育を受けるという選択肢があります。
日本でいう総合大学は私の通うUniversity of Ouluでアカデミック、より学問を学ぶという場所で、OAMKはより実践を中心とした職業トレーニングも含めた学びの場所です。2020年夏には、より柔軟で、深い学び&実践を生み出すべくOAMKのほとんど(Social and Health Care以外)の学部は、University of Ouluのキャンパスに引っ越す予定になっています。これまで以上に企業などの職場と開発、研究の分野がつながりやすくなります。
総合大学との違いは、修士課程の学び方の柔軟さ。応用科学大学は入学条件に2年の現場経験があります。入学後は、卒業まで1~2年、オンラインの授業が中心となっています。多くの学生は学びながら、そこでの知見を仕事でプロジェクトに活かす、または自分の会社の経営のために学びにくる、という形で仕事と勉強を同時に行う形で在籍しているそうです。社会人大学院、のような形ですね。
メディアコミュニケーション学科の生徒が書いた絵画がギャラリースペースに展示されていました。とっても素敵…我が家に飾る絵を描いてほしい…というか買いたいくらいの絵があった。。。
食堂はどこの学校も広くって気持ちが良いですね~
University of Ouluにもあるビジネスキッチン、学生だけではなく、企業の方がきたり、色んな人がやってきてはイベントをやったり、カンファレンス、ワークショップが開かれていたりします。大学のスペースがオープンに、コラボレーションをしやすい場として使われているのは、こういう場所の設計もあるように感じます。
仕事をして、また学んで、学びながら仕事をして、一生涯を通して学んでいくフィンランド人の姿には間違いなく仕事と学びを行き来しやすい仕組みがあることを改めて感じました。
夏からのOAMKの総合大学University of Ouluへの合流もとっても楽しみです!!
ちなみに、早速私も個人的に動いてみたところ、OAMKのコースとコラボ学習の可能性が!より実践を見たい、考えたい私にはぴったり~。この2月に私のいるコースとのコラボが叶うかもしれません♪
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