【夫婦の会話】広島県の公立高校入試改革を受けて
12月18日に広島県教育委員会が発表した、23年より内申書の簡素化が決まった。元リクルート出身、横浜市中川西中の校長などを経て広島県教育長となった平川さん。記者会見では「中学生に自己を認識し、自分の人生を選択し、表現することができる力を身につけさせたい」と述べていた。まさに私たちがフィンランドに来て、一番!!!!強く必要性を感じていること。フィンランドと日本の差として感じること。これまでの日本社会が、学校でも企業でもずーーーっと行ってきた教育では、”自己を認識し、自分の人生を選択、表現する” ことを身に着けてこなかった。戦後の高度経済成長期にあわせた設計のままで必要なかった。でも産業構造がずいぶん前に変わっている、なのに人の育て方、その風土は変わらないまま。ここにずっと多くの人の生きづらさがある。打破するためには、どんな方法でもいいから、”自己を認識し、自分の人生を選択、表現する” 訓練を重ねることだと考えている。フィンランドでは、アントレプレナーシップ教育といって0歳から、自立を促す教育が家庭で、学校で、あらゆる場所で行われている。まさに、これが日本の課題を解決する一手になると考え、どう取り入れていくか、二人で模索中である。航は高校生~大人に、潤子は小学生を中心として中学生くらいまでを対象に取り組みたい。これからフィンランドでの現場潜入、ヒアリング、対話を増やしていく予定だ。
参考:(NHK, 2019, NHK NEWS WEB)
https://www3.nhk.or.jp/hiroshima-news/20191218/4000006299.html?fbclid=IwAR1Lt8qq-SQFXsbeawMWZtMLg-km_klEJKA14V4S-L7sFrQ5ahBDV_7AEdE
0コメント